トレーニングメニュー
ロープワーク(縄跳び)
キックボクシングに限らずあらゆる格闘技で取り入れられています。体を温めるだけでなく、基礎となる軽快なフットワークを踏むためのトレーニングです。早いスピードで縄を回しながらできるだけ低く飛ぶのがコツ。
シャドウボクシング
キックやパンチの基礎を作るのがシャドウボクシング。鏡に映る自分の体の動きを確認することで正しいフォームを身につけていきます。あまり力み過ぎずに、体にその動きを覚えさせるように正しい動きを繰り返えします。パンチでは、ジャブ・ストレート・フック・アッパーなどそれぞれフォームが異なるので、一つ一つの動きを確認します。そこまで激しい動きでないですが、集中してやることで結構発汗しますよ。
ミット打ち
トレーニングのメインとも言えるのがこのミット打ち。トレーナーが持つミットに向かって実戦さながらの本気のパンチやキックを打ち込みます。最初はうまくミットを捉えられないこともありますがトレーナーがうまくリードしてくれるので安心。コツを掴んでミットをしっかり捉えると、音と手応えが全然違います!レベルに応じて1ラウンド~3ランドをこなしますが、これが相当な運動量です。ラウンド中はミットに集中しているので気になりませんが、終わってみると汗が尋常じゃないくらい吹き出しているのがわかります。
サンドバッグ
打撃系格闘技のトレーニングといえばこのサンドバック。ミットで上手くいかなかったパンチはサンドバッグでおさらいします。サンドバッグにも打ち方のコツがあり、中心をしっかりと捉える事。慣れてきたらサンドバッグを少し揺らしたり、自分自身がその周りを動きながらパンチやキックの練習をします。思ったよりもサンドバッグは硬いので、女性の方がキックの練習をする時は、レッグガードを付けることをお勧めします。
マススパーリング
実戦に一番近いトレーニングがこのマススパーリング。ヘッドギアをつけて行うスパーリングとは異なり、実際にパンチを当てるのではなく、あくまで寸止めでパンチやキックを打ち合います。ある程度の技量が必要になるので、一定のレベルに達した希望者のみに取り入れるトレーニングです。ミットやサンドバッグでは常に自分が攻撃する側になりますが、マススパーリングでは当然ディフェンスが必要になり、ちょっとした緊張感と、相手の攻撃をガードしながらパンチやキックを打つことの難しさを体験できます。